2012.01.09

冬の光景

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2012年の年が明け、ふらっと大沼公園へ。
おだやかな新年に相応しく、冬の日差しが眩しかった。
カメラを向けた視界に、木立の影が白い雪面に落ちてなにやら妖しい模様を作っていた。まるで踊っているような森の精を思わせるその影は、ここが異界でもあるがごとき錯覚を醸し出す。
鬼さんこちら手の鳴る方へ、鬼さんこちら手の鳴る方へ。

Kaiyoumaru

いきなりの開陽丸。
これは江差沖で沈没した開陽丸の復元である。明治維新は箱館戦争の亡霊。
鬼さんこちら手の鳴る方へといわれて迷い込んだ幕末の世界か。
カメラを向けてシャッターを押しつづけていると、上空にあった暗雲が突如として開き、雲間から太陽がのぞき、妖しげな光を放った。
そこに見えたのは幕末に散った勤王の志士たちの亡霊だったのかもしれない。

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2011.12.30

函館ヒストリープラザ

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2011年も暮れようとしている。
さすがにこの時期のこの時間は観光客も少ない。
中国からのお客様たちさえ、どこを見ても歩いていない。寂しいかぎりなのだ。
と思ったら、この写真にある通りの少し先にある大きな海産物を扱っている土産物屋さんの前に観光バスが列を連ねて停車していた。
ニイハオ。きっとこんな挨拶がそこかしこ飛び交っているにちがいない。
街を歩きはじめたのが午後2時くらいだろうか。
やけに冷え冷えする通りをぶらぶら歩き、ときおり函館山を見やる。思いだしたようにシャッターを切る。カモメがカラスに追われるように飛び上がる。
その昔、連絡船が航跡を残した港内の海面は鈍色に光って暗く沈んでいる。
ヒストリープラザに逃げこみ、アクセサリーを扱っているお店をちょっとひやかし、ビアホールへ入った。ソーセージをあてに生中を2杯飲んでようやく気づく。ここも客はほとんどいないにひとしい。さみしい街なのだ。
外に出るともうすっかり日は落ちて、ところどころにネオンが灯りだしていた。日の暮れた中の青い空とネオンの灯りがほどよいコントラストをつくっている。
どれどれとカメラを取り出し、めくらめっぽう片っ端からシャッターを切ってみた。佳作なんてものはこのめくらめっぽうから生まれるものにちがいない。
この時期はほんとうにいやだ。
冬至が終わって、これから少しずつ日は長くなって行くとはいえ、あっという間に夜がやってくる。油断はできない。
朝8時頃に起きるとする。新聞を買って読み、朝飯を食い、昼頃に家を出て街なんかをぶらぶらする。昼飯を食べてやれやれと思っているとたちまち夜がやってくる。経度差で15度ちがうと1時間の差があるから、同じ日本でも、東と西じゃ夜の襲い方がまるでちがうのだ。大阪で8時に起きても陽は上がっている。これは函館と同じ。4時を過ぎていきなり襲う函館の夜のとばり。大阪じゃまだまだ1時間近くは明るいにちがいない。泥棒に1時間盗まれたような心境だ。夜が長くて得をするなんてことはないから、しみじみ惨めになってしまう。酒が長く飲める? そんなことはない。いや、そんなことはあるかもしれない。うむ、あるにちがいない。
雪が間断なく降っている。またしても長い夜がやってくる。合掌。


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2011.12.26

白の世界

Komagatake

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Oonuma

氷の世界とまではいかないけど、十分に寒そうな白の世界。
ここ二三日、雪が降りつづいた北海道は道南の大沼湖畔から。
温泉に向かう途中で、あまりにも鮮やかに駒ヶ岳が白くくっきりと輝いて見えたので、思わずカメラをとりだしてパチリとやってみた。なんのことはない景色なんだろうけど、駒ヶ岳の頂上であざやかに線を引いているような雪煙がなんともいえなかった。
この時期にしてはめずらしく、色あざやかで、実にカラフルなダウンコートに身を包んだ観光客が多いなと思ったら、中国からのお客様だった。大陸ではなく台湾からだろうか。ニイハオと声でもかけようかなと思ったけど無粋はやめた。大沼周辺が雪にすっぽり埋まっていようとも、雪かきがなされた散策道を黙々と愉しそうに歩いている。やはりここはニイハオだったかな。
凍りついた大沼の湖面に穴を開けて釣り糸を垂れ、この時期ならではのわかさぎ釣りを楽しんでいる人だかりに目がとまり、そのあまりにも愉しそうな雰囲気に誘われてカメラを向けたら、これもまた中国からの観光客。天晴れな御仁たちである。
流山温泉はすっかり様相を変え、これもまた雪に周囲を覆われ、その風情といったらなかなかのものだった。
この天候なら、露天風呂から駒ヶ岳がきれいに見えるだろうと勢い込んで飛び込んでみたものの、なんということであろう、今年は3月まで閉鎖と案内掲示があるではないか。なぜか裏切られた気分になり、ガラス越しに恨めしく駒ヶ岳を見やるのみ。これはいけない。これではただの温泉ではないか。ニイハオだって逃げてしまう。
まあ、とにかく、新しく購入したオリンパスペンで撮った駒ヶ岳でも観ることにしよう。
このサイズではルミックスのコンパクトデジカメとかわらないかも。
空の青さと白い雪のコントラスト。うーん、まだまだですなあ。出直します(笑)

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2011.11.23

白い乙女

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愛用していたデジカメがとうとう力尽きた。
およそ6年ほど使用してきたルミックスで、使い心地はよく、画像も申し分なく、さすがにライカのレンズだなと惚れ込み、どこへ行くにも連れ歩いていたのだが、とうとうここにきて力尽きたのである。
電源を入れても液晶画面が真っ暗で、コツコツ叩いてもまったく反応しない。未練がましく灯りの下で画面をながめると、うっすらとというか、ぼんやりとだが映像らしきものが確認できる。これを見て、わたしはなおも未練がましく、ルミックスを根気よく軽く叩いたりして復活に執念を燃やしつづけたのである。
この執念が伝わったのか、その後ルミックスは健在ぶりを発揮し、しばらくの間、かの液晶は初期の綺麗な画像を誇らしげに表示しつづけたのである。まるでイエスの復活だった。しかしながら、渾身の力を振り絞るように復活を果たしたルミックスの液晶も、その数日後になって、これはもうはっきりといけなくなってしまった。ご臨終。それでもバッグに忍ばせて歩く習性はいかんともしがたい。
秋の日の休日、わたしはおそるおそるルミックスを神戸港に向けてシャッターを切った。その写真が上にあるものだ。
液晶など真っ暗でも適当にカメラを被写体に向けシャッターを切りつづけるのだが、結果として画像は記録された。こころなしか画像全体は薄くなって写っているようだが、出来映えはそんなに悪くない。

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勤務を終え帰途につく梅田の街を歩きながら、わたしはしばしば家電屋を覗き、デジカメ漁りをしだした。ルミックスに未練はあるものの、わたしの気を惹くというのか、眼につくものといえばいつだって、デザイン性がずば抜けてすぐれているオリンパスのミラーレス一眼だった。やたらと画素数に拘る人もいるが、わたしなどは一向に気にしない。気にしないどころか、前のルミックスのような500万画素程度の、さながらチープとこきおろされそうな、そんな時代物でも充分なのだ。しかしながら、オリンパスは1000万画素以上ある優れものだった。不祥事でどんなにオリンパスがマスコミにたたかれようが、泰然自若、どこからでもかかってこいといった風情でわたしのまえに仁王立ちしているのだった。
中学生の頃の修学旅行だったか、わたしはオリンパスペンを持っていた。
正確にいうならわたしが持っていたのではなく、わたしの家にあったのだ。どういうわけか親父が買ったものにちがいなく、修学旅行だというので持たされたのである。まだ二眼レフカメラが主流だったころで、多分、オリンパスペンはその頃に出た最も小さいカメラだったように思う。ラジオがトランジスター化して小型になって行く時流に合わせたものであったにちがいない。軽薄短小の時代の始まりである。そしてペンの時代の始まりだった。
酒を飲んだ帰り、わたしは勢い込んで電気屋に行くと、これをくれと、白い色をした乙女のようなオリンパスペンを指さした。値切るのを忘れなかったのは、ここが大阪で、しかもわたしはかなり酔っていたせいにちがいないのだ。
今は毎日、白い乙女をバッグに入れて通勤している。
そろそろクリスマスである。街にはサンタや巨大ツリーが飾られ、酔っぱらいはジングルベルに足を取られてヨロヨロ歩きだ。
新装なった大阪駅の巨大屋根は、勿論白い乙女で撮ったもの。
真面目に被写体に向かっていませんので悪しからず。と、一応は逃げ口上などを・・・。

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2011.11.06

Tunein radio

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iPadを購入して約一ケ月になる。これはなかなか面白い。
面白い分、これを自分のものとするための格闘は今なお続いている。
朝起きて、いや、早朝3時半あたりに目が覚めて、あれをこうするとこうなって、こうするとさらにああなって使い勝手がよくなるのだな、などと悶々とした日々なのである。
今のところ感心しきりなのはTunein radio。これにはかなり惚れ込んでいる。
PCでつながるiTunesのメニューにはラジオなるものがあって、世界各局のラジオステーションにつながる仕組みになっている。
このラジオステーションの数は夥しく、jazzからclassicにいたるまでありとあらゆるステーションが、ゆうに数千局はあるのではないか。
iPadを購入する前はApple TVなどを導入し、このラジオ局のjazzなどをTVにストリーミングし、TVにつないだBoseのスピーカで楽しんでいた。ところがiPadを導入してみると、このメニューはどこを探してもないのである。狂喜乱舞、七転八倒。
そこで登場するのがTunein radioである。これはすばらしい。
まず無料のもを使用してみた。なかなかだがコマーシャルリンクが五月蠅すぎる。
そこで有料のものを購入した。上にある画像である。お値段85円。まさに狂喜乱舞、七転八倒(笑)
50000局くらいあり、流れるアーティストのジャケットをクリックするとiTunes storeに飛んで行き、storeで気に入った楽曲が1曲単位で購入することができる。あらためて狂喜乱舞、七転八倒(笑)
そんなわけで、休日の昼下がり、ワインをいただきながら悦に入っている今日この頃。
カロリー摂りすぎて太る余裕など無いのだ(笑)

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2011.09.21

富良野寸景

富良野へ行ってきました。
もうすでに秋の様相。風のガーデン。
ここはドラマ「優しい時間」でロケ地になったところ。

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白樺の木が気持ちをゆったりさせてくれる。

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上を見上げれば秋の雲。鮮やかでした。

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ドラマで登場した喫茶「森の時計」。コーヒー豆をガリガリ挽いて落とすらしい。

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喫茶へは入らず、外で上を見上げれば、またしても秋の雲。

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富良野ワイン工場から丘を眺めると、そこもまた秋の雲。きれいな景色だった。

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これは「六花亭」近くで見た秋の雲。ワイン用の葡萄畑が延々と連なっている。

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「六花亭」が設けている美術館。国松登展をやっていました。ガラスの向こ
うにも葡萄畑。

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富良野ワインを試飲しながら、やはり秋の空をパチリ。まるで雲を追いかけ
ているようだ。

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六花亭の帰り道、ここにも見事な秋の雲が。秋の雲は夏のそれより感傷的。
雲を追い続けた忙しない旅だった。またそれもよきかな。

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2011.09.04

今年の「夜会」とタロとジロの物語

Miyuki

今年も夜会の時期になったようです。
VOL.17とは凄いこと。それで東京公演が恒例の年末で、おまけの大阪公演はやはり2月とあいなりました。当たらないとは思うけど、一応というか、ダメもとでチケット抽選に応募してみた。はたしてどうなることやら。
今年のテーマは2/2。うむ、2/2に中島は拘りがあるらしい。

そこで中島に絡む話題をもうひとつ。
TBS系で日曜午後9時から放送の連ドラ、今はなんだか解らないドラマだけど、「JIN」は良かったのだ。
という話ではなく、10月からTBS開局60周年記念として、なにやら壮大なタイトル「南極大陸」が放送されるらしい。
主演は木村拓哉。われわれ世代にはなつかしい、あの南極に置き去りにされた樺太犬タロとジロが脇を固める。(笑)個人的にはタロ、ジロが主演のキムタクを食って欲しいのだが・・・。なんていったって、タロ、ジロは国語の教科書にも載ったのだし、わたくしなどはタロ、ジロの歌などソラで歌えるのだ。(笑)
とう話ではなく、このドラマの主題曲は中島の書き下ろしらしい。
タイトルは「荒野より」。「こうや」か「あれの」か判らないけど、amazonに行ったら、勿論発売はされておらず、10/26発売の先行予約受付とのこと。なにやらTBSが中島を拝み倒したとのこと。
「ドラマの中で、このサビが流れるのが今から楽しみでなりません」
とは、TBS担当者の弁。なかなか期待を持たせてくれますな。
TBSのご案内はこちらの画像をクリック。
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2011.05.29

Burlesque

  
Burlesque-Trailer                 

雨が降っている。
梅雨入りに台風の襲来が重なって、最悪の日曜日。
こんな日は映画に限ります。
itunes storeからレンタルした「burlesque」。
あまり深く考えないで観ると愉しい。
なんといっても主演女優ののChristina Aguileraがいいね。
主演女優といっても、彼女、ほんとうは歌手なんだよね。
Lady GaGaといい、ポストMadonnaのアメリカのポップシーンは盛況です。
いかにもアメリカらしいこんな映画を観るのもたまにはいいかも。
もちろん、ワタクシのiPod touchにも入っていたりします(笑)

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