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2005.04.10

『奢りの直訴』

ジョン・レノンの画像を見ていたら、彼の“魂”みたいなものが懐かしく思い出され、久しぶりに一気に書いてみました。ジャズでいうところの即興です。お暇な方は是非ご一読下さい。なんとなく『駆け込み訴え(太宰治)』。

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                   奢りの直訴

 ええ、どうか聞いてください。
 勿論、真実です。ほんとうです、ほんとうなんです。
 あのお方のことです。ご存知でしょう、有名でしたから。
 そうですとも、わたしはあのお方を尊敬し愛していました。勿論ですとも。信じない方は信じなくて結構、愛していた事実に嘘偽りはないのですから。神にだって誓えます。そうですとも、愛していたのです。愛していたからこそ殺らなければいけなかった。解ってください。あのお方は生きていてはいけないお方だったのです。ああ、なんて苦しいんだろう。聞いてください。話します、ええ、すべて包み隠さず話しますとも、あなたには。それが正義というものですから。

 主夫だんて許せない。
 ショーンのためにだけ生きていてはいけない。ビューティフル・ボーイだなんて嘘っぱち。ショーンはビューティフルなんかじゃない。ヨーコのためだけに生きていてはいけない。あのお方はわたしのためだけに生きていなくてはいけなかったのです。どうしてそれが解らないのか。ヨーコとの“ベッド・イン”だってあれはわたしへの挑発だったのか。あのお方の考えが解らなかった。いつだってあのお方は解らない。いや違う、そのちょっと前まではなんでも解っていたんだ。それがヨーコと”ベッド・イン”だなんて、ああ、畜生。なんてことだ。
「お父さんは、ビートルズだったの? 」
 こんな質問をするショーンのために主夫だなんて笑わせる。冗談じゃない。ああ、苦しい。今思い出しただけでも苦しいったらありゃしない。止してくれ。あのお方はわたしだけのものなのだ。許せない。

 あのお方がパッタリと演奏活動を止めたとき、ああ、とうとう彼は神に近づいた、そう思ったものです。そっとしてやって欲しい。ほんとうです。神に近づいたお方がロックなどやっていてはいけません。わたしはそんなあのお方をそっと見守っていたのです。それで十分。それで十分幸せだったのです。これ以上あのお方に苦しい思いをさせてはいけません。心の底からそう叫んでいたものでした。ああ、なんと幸せな時が過ぎて行くのだろう。気がつけばわたしは胸で十字を切ってお祈りしていたものです。十分幸せだったのです。

 それがどうだ。あのお方は復活したではないか。それもショーンのためにというではないか。間違っている。それは正しくはない。そっとしておいてほしいとお祈りまでしていたというのに、なんてことだ。人の気も知らないで、しかも大挙して押し掛けたウジ虫のような記者達の前で“ベッド・イン”だなんて。ヨーコに騙されてはいけない。東洋人なんてのは魔術師みたいないい加減な人種だ。顔を見りゃ解る。ツルンとした何もない表情で、一体何を考えているのか。それに気がつかないだなんて神がきいて呆れる。あのお方は神に近づいたのではなかったのか。そもそも“ベッド・イン”はなんのために仕組まれたのか? 解らない。あの頃からわたしの頭は混乱し、そっと忍び寄る囁きを意識したものだ。誰が囁くのかって? それが解らない。どうか聞いてくださいなんていっておきながら、ええ、失礼は承知しております。でもほんとうに解らないんです。そうだ、なにもかも解らなくしているのはあのお方なのだ。そうに決まっている。ああ、なんてことだ。

 労働者階級。
 そうだとも、わたしは職にあぶれた労働者階級さ。だけどそんな労働者階級にあのお方は優しかった。
Working Class Hero。労働者階級は何をしたらよいのだ。あのお方は教えてくれた。職にあぶれてはいたけど、なあに、生きることなんて大したことではない。あのお方がいたからだ。わたしは救われた。あのお方によって救われたのだ。
 金がなきゃホテルの前で立ってりゃいい。そこが駄目なら安酒場に行くといいのさ。労働者階級は強かなのさ。そうなんだ、それもあのお方が教えてくれたんだ。わたしは救われた。何度でもいうが、わたしはあのお方によって救われたのだ。
 10ドル稼ぐなんてちょろいもんだ。ちょいと身体を売りゃいいのさ。あなたもどうだい、一度ためしてみるかい? まあ、厭なら誘わないがね。勿論あたしゃ男だよ。男だって承知でやってくる阿呆は沢山いる。女に負けていてはいけないんだ。そんなことあのお方はおっしゃっていないけど、どうってことはない、解ってしまうんだ。あのお方が何をいいたいかってことがね。それで十分。わたしはあのお方によって救われたのだから。

 労働者階級。
 ところで身体を売るってのは労働なのか? 
 解らない。あのお方が生きておいでなら教えてもらえたものを。こんなこといってもはじまらないな。そうさ、あのお方はわたしの手で神に召されたのだから。いや、神に召されたのではなく、神になってしまったのだ。わたしが殺らなくたって誰かが殺ったに違いないんだ。きっと誰かが殺った。解っている。そいつだって労働者階級さ。それがリバプール出身なら耐えられないな。まあ、とにかく生きて行くことなんて大したことではない。死ぬことに比べたらどうってことないのさ。それくらいはあなたにだって解るだろう。解らない? 解らなきゃしょうがない。出直してくれ。いや、出直して貰っちゃ困るんだ。とにかく話のつづきを聞いてくれ、お願いだ。そうさ、それでいい。

 神を信じるな。
 ええ、そういったのですよあのお方は。ご存知でしょう? 知らばっくれたっていけない。ああ、怒ってはいけません、つづききがあるんですから、どうか聞いてください。もう怒らせません。誓います。ええ、誓いますとも。ほんとうです。
 神を信じるな。
 確かにあのお方はそういって唄っていたんだ。
 聖書を信じるな。聖書なんて信じなくたっていい。いえね、信じるなといわれれば信じませんとも。ケネディだってヒットラーだって信じちゃいけないんだ。そりゃ解っていますとも。次に聖書ときた。ええ、勿論わたしは頷いておりましたとも。あのお方のいうことですから間違いはないのです。ビートルズだって信じるなっていってるんだから、わたしは今でも信じていないし、これからも信じないでしょう。聞いてくれていますか? 眠ってはいけません。真実を話しているのですから。どうか眠らないでください。
 そこでヨーコです。ヨーコだって信じてはいけないんです。一番信じていけないのは、ええ、そうです、あのヨーコなんです。ご存知ですよね、オノ・ヨーコ。知らないとはいわせません。どうもお見受けした感じではあなたは東洋人らしい。日本の方? それじゃさきほどの悪口は聞き流してください。ええ、東洋人はいかさまだといった前言は取り消します。でもヨーコを信じてはいけないのです。神を神とも思っていないのですから。それをなんだってあのお方ともあろう人が、ああも易々と信じてしまったのか。不思議です。やはりペテン師だ。いえ、あなたのことではありません、ヨーコのことです。馬鹿野郎。いえ、あなたのことではありませんとも。東洋人のことです。いや、これも違う。ヨーコです。ヨーコのことですとも。あたりまえです。

 ああ、疲れた。お水はないのかしら。お酒だったらもっと良いのだけど、ええ、お水で十分です。ああ、うまい。疲れたときのお水はうまいに決まっています。聞いていますか? 眠ってはいけません。はて、どこまで話したのだろう。そうそうヨーコのことでした。畜生め。あのとき、あのお方と一緒に銃弾を一発おみまいしておくべきだった。いや、それはいけない。あのお方と一緒に死んではいけない。ヨーコとあのお方が一緒だなんて許せない。馬鹿にしちゃいけない。
 そうなんだ、あのお方はあのお方のことを信じろといったんだ。それはそれでいい。ええ、それを聴きながらわたしは胸で十字を切ったものです。自然と涙がこぼれました。十字を切ってばかりですって? 疑ってはいけません。わたしはこう見えても信心深いクリスチャンなんですよ。あなたたち東洋人には解らないかも知れないけど、クリスチャンはいつだって十字を切るのです。こんなこと、朝飯前です。馬鹿にしてはいけません。

 ヨーコを信じろ。できるわけがない。それをあのお方は言ってしまった。そこまであのお方が言い切ったとき、ああ、あのお方はわたしだけのものなんだ、そう確信したのでございます。ヨーコのものではない。決してヨーコひとりの、ましてやショーンのものでもない。はっきりと確信したのです。どうしようもないくら泣けてきました。泣いてばかりだとお思いでしょうが、クリスチャンはよく泣くのです。ええ、今だってほら、涙が止まらないのです。信じてください。決して嘘の涙ではないのです。東洋人はそんなに簡単に泣かない? それはそうでしょう、慈悲がないから。あ、ごめんなさい。悪気はなかったのです。慈悲が無いだなんて。日本人は違います。それは十分承知しています。でも、ヨーコは違う。みんな騙されている。あのお方だって騙されつづけてきたんだ。覚悟しな。ヨーコならいいそうなことです。ご存知でしょう、あなただって。ええ、知らないとは言わせません。嘘をついちゃいけません。ああ、怒らせてしまったのなら御免なさい。聞いてください。まだ、いいたいことはあるのです。眠ってはいけません。

 あのお方はわたしのためにだけ生きなければならない。そんな思いがしたのです。正直、殺す気なんて無かったけど、わたしのためにだけ生きるんだから、それはこんなやり方しかなかった。そうでしょう? 聞いていますか? お願いです、しっかり聞いてください。それでなくちゃあのお方だってうかばれないし、わたしだって罪悪感から逃れられない。ああ、また十字を切ってしまった。どうか笑わないでください。苦しい。なんとも苦しい。でもまだあります。まだ終わっていません。お願いですからもう少し聞いてください。ああ、なんて悲しいんだろう。
 わたしが殺るしかなかったのです。わたしが殺ることであのお方は神になる。間違っていますか? ヨーコとこのままいたのではあのお方は神にはなれない。これも確信です。どうも疑っておいでのようだけど、クリスチャンを舐めちゃいけません。ああ、なんて非道い言い方なんだ。失礼しました。クリスチャンだって人の子です、御無礼しました。ええ、あのお方のことならなんでも知っていますとも。ヨーコよりよくよく知っていますとも。ヨーコのことは訊かないでくださいまし。畜生め。ああ、焦れったいったらありゃしない。死んじまえ。ああ、また非道い言い方だ。お許し下さい。

 ダコタ・ハウスの前で待っていたのはたしかです。
 とても息が苦しくて、そりゃ心臓が心臓でないような、ああ、こんな言い方はよくない。ちょっと興奮してきました。お酒はないのか? ええ、お酒です。なんですって? お酒飲んじゃ興奮が収まらない。違います。クリスチャンは違うのです。あなたがた東洋人とはそこが違うんですよ。憶えておいてくださいまし。
 ダコタ・ハウス、そりゃご推察のとおり十分に何度も偵察しましたよ。
 あのお方がヨーコと一緒に、いつ頃どこを通るかなんて十分頭の中に叩き込んでいましたとも。それくらいのことができなくちゃ銃弾などぶっ放すことなんてできゃしません。ああ、なんて言い方なんだ。あのお方に対して失礼じゃないか。われながら悲しい。非道いことをいうもんだ。どうも苦しい。お酒がないなら水をくれ。
 ああ、これ以上はいいたくないけど、いいます。いいますからどうかそのままで聞いてくださいまし。

 ええいとばかりに飛び出したんですよ。
 あのお方は怯えたお顔をしてヨーコを抱き寄せたようだったけど、そんなこと知っちゃいませんや。構わずにぶっ放したんだ。銃はこの国では容易に手に入る。練習? そりゃしましたとも。あのお方を神に導くのだから粗相があってはいけないことくらい十分承知していますとも。ああ、ちょっと待って。あのお方が怯えたお顔をしておいでだったと言ったけど、どうも違うな。なんだか記憶まで薄らいできたようだ。大丈夫、すぐに思い出します。ええと、そうだ、機嫌良く鼻歌なんか唄っていたようだったかな。うむ、これもどうも違うな。怪しい。ああ、どうしよう。妙に落ち着いていた。これもちょっと違うような気がする。まあ、いい。ぶっ放したんだからそれでいい。もう取り返しがつかないんだから。

 あのお方は力無くうずくまってしまった。
 そこにもう数発ぶっ放したようだけど解らない。どうも記憶が途切れがちだな。曖昧ですみません。
 あのお方を抱いて叫んでいるヨーコだけははっきり憶えている。あっけなかった。大量の血が流れるのかと思ったけど案外だった。あなたは銃をぶっ放したことはあるのかい? ない? そうだろうな、日本じゃ銃の規制があるからな。それでいい。銃なんて持ってちゃこの国のように堕落してしまうんだ。お終いだよこの国は。みんな銃で撃たれて死んじまってる。よくよくついてない。あのお方だってこの国でなければこんなことに遭わなかった。あ、いや、これは違うな。どうもおかしな具合だ。銃をあのお方にぶっ放したのはこのわたしなんだから。うむ、おかしなことを言うもんじゃない。なんてことだ。混乱している。馬鹿げている。みんなあなたのせいなんだ。あ、怒らないで、怒っちゃいけません。間違いです、ただのはずみで間違ってしまった、それだけです。お願いですから怒らないで聞いてください。ああ、くたびれた。

 ええ、その先です。
 しばらくその場に立ちつくし見ていたから間違いない。ヨーコは叫び続け泣いていた。何故ヨーコを撃たなかったのかよく訊かれるけど、それはもう言ってしまった。え、憶えていない? 大丈夫ですかい旦那? あ、これは失礼しました。旦那だなんて。そんな年齢でもないものを。ああ、なんてことをいうんだろう。乱暴なものいいですみません。謝ります。
 そのときの気持ちはどうだったかって? 
 おやおや今度はそちらから質問ですか。まあ、いいや。どうせ忘れられちゃうんだから。
 お導きです。主へのね、お導き。そりゃ最高の気分でした。あのお方とこれでようやく一体になれたんだ、その高揚した気分をしばらくの間大事に感じていたのです。“燭台は高きに置け”です。まったく意味は解らないけど、旧約聖書に書いているのです。意味が解らない? そりゃそうでしょうとも。まあ、解らないならマタイ伝、マルコ伝、ルカ伝、ヨハネ伝のすべてを読んでくださいまし。東洋人は勉学に熱心だといいますから。なあに大丈夫です。クリスチャンなんてあてにしちゃいけないんだ。

 ああ、なんて苦しいんだろう。胸が張り裂けそうだ。こんな気分は初めてだ。もう、永くないかもしれない。速く死ね? なんてことをお言いで。気のせい? そうでしょうとも、わたしの気のせいでございますとも。
 とにかくわたしは銃をあのお方にぶっ放した。愛しているからなんです。これは解ってくれますね? 解らない? 解らないはずはないんですよ。だってあなたは東洋人なんだから。まあ、いろいろいってるやつはいる。あのお方は英雄だ。然り。あのお方の歌で救われた。然り。ところがどうです、ほんとうに救われたやつはいたのか。みんな出鱈目ばかり言っている。救われてなんかいやしない。出鱈目ばかり。許せない。
 ああ、そうじゃない。救われたやつはいる。たしかにいるんです。わたしは救われた。
 そうなんだ、だからわたしはあのお方をわたしのものとしてお導きしなければならなかった。ええ、主にですよ。これは解っていただけますよね。え? 解らない? ゲス野郎。あ、嘘です、そんな非道いことは言いません、気のせいです。

 ああ、疲れたからもう止します。聞いてくださいなんて言っておきながら、話はこれで止めにします。馬鹿らしい。
 ただ、わたしはあの方と一体となり、あのお方の中で安住したかった、それだけのことです。嘘はついておりません。そのためにはあのお方はこの世にいてはいけなかった、それだけなのです。
 え、まだ終わっていないだろうって? 冗談じゃない、これがすべてでございます。ことの顛末です。疑ってはいけません。これ以上話すことはありません。あのお方はわたしの中で生きつづけてる。それでいい。それでいいんです。それだけのことなんだから。ただインチキは許せない。おや、何をいっているんだろう。何を馬鹿なことを。いつだってあのお方は真実のみに生きていたんだ。インチキだなんてあのお方のことを言っているんじゃない。疲れた。誘導はお止め下さい。これ以上は訊かないでください。何を訊いても無駄です。え? 話を聞いてくれと言ったのはお前の方だって。それはそうでした。でも、もういいのです。話すことはこれで終わりです。もう何もない。売名? このわたしが。そんなことありません。真実なんです。真実をいっているだけなんです。解ってくださいまし。

 もういい、さあ、どこへでもつきだしてくれ。報奨金はないけど、売名というならこれほどの売名はない。わたしはどこへも逃げたりはしない。どこへ行っても同じことの繰り返しさ。正義は微笑んでいる。何が正義か解らないなら、マタイ、マルコにルカ、ヨハネだ。何かのおまじないのようだけど、苦しいときに呟くといい。マタイ、マルコにルカ、ヨハネ。どうだい、心が落ち着くだろう。仏教にはないからな、マタイ、マルコにルカ、ヨハネは。東洋人は嫌いだ。
 そうだよ、いままで嘘っぱちばかりさ。東洋人、それがどうした。日本人、それがどうした。みんなくたばるといいんだ。腐っているやつらはみんなくたばるといいんだ。おれはいつだって銃をぶっ放す。ざまあみろ。後悔したってはじまらないんだ。ああ、疲れた。お酒はほんとうに無いのかい? お水はどうか? 縁起でもない。水は人を清めていけない。マタイ、マルコにルカ、ヨハネだ。清めはいけない。儀式はお断りだ。“燭台は高きに置け”。この未熟者め。ああ、詰まらないったらありゃしない。さあ、とっととつきだしてくれ。お願いだ。

 最後に聞かせてくれというのかい。何をだい。金なら無いぜ。
 なに? おれ様の名前? 訊いてどうする。一銭にもならないぜ。
 まあいい、教えてやろう。記憶に残る名前だろうさ。
 M.チャップマンだ。
 どうだい、良い名前だろう。さあ、とっととつきだしてくれ。
 Mは勝手に想像してくれ。なあに、すぐに忘れてしまうさ。みんな忘れてしまうのさ。この世に慈悲なんてないんだ。マタイ、マルコにルカ、ヨハネ。ただのおまじないさ。あのお方だってすぐに忘れ去られてしまうんだ。いや、そんなことはない。あのお方の名前は永遠に記憶にとどめられるだろう。それもこれもおれがやったんだ。どうだ参ったか。
 M.チャップマン。
 どうだい、良い名前だろう。

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コメント

ようやく読めました。ココログご無沙汰な甲斐ミサキです。
感想、というほどではないですが、
蒙昧的、狂信的であるがゆえの思い余っての、偶像破壊。読んでいて、語り手がいかに狂信的な《信者》であるかがみてとれました。
聖書関連の学はないんですが、前作の「燭台は高きに置け」との関連付けが感じられて得した気分に(ミーハーです;)。
ビートルズ世代では無いだけに、話の骨格を全て飲み込んではいなかったのだけど、一人称の狂想につかのま酔わされました。

近々、新作をお目にかけることができそうです。よければご覧になってください(頑張ってしあげないと……)。

投稿: 甲斐ミサキ | 2005.07.04 18:20

甲斐さん、お久しぶりです。
忙しくて更新もままならないのでしょうが、ほぼ毎日と言ってよいくらい訪問はしています。(^^
そんな忙しい中、“小説群”の更新、恐れ入ります。
その上、“狂想につかのま酔って”頂いたりして痛み入ります。。。
聖書なんざわたくしめにも解りません。(^^;;;
新作の方、愉しみにお待ちさせていただきます。
そろそろと言うか、また“すいれん鉢”の季節ですね。暑いわけだ。
お身体ご自愛のほど。

投稿: 信天翁 | 2005.07.04 21:59

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