レイバン

昔からレイバンが好きだった。
それだから帆船日本丸でホノルル港に着いた時、なにはさておきレイバンのサングラスを求めて歩き回った。当年19歳、フラダンスなどはどうでもよかったのである(笑)
ちょうどマッカーサーが愛用したタイプのティアドロップ、汗止めバーにケーブルテンプルのものがあったので、迷わずそれを購入した。レイバンといえばこれしかないのだ(笑)
高価だった。めちゃくちゃ高かった。それでも航海士というのは眼を労らなければならないから、一生ものとして買い求めたのである。眼の悪い航海士は要らない。つまり職業柄眼を大切にする者は、この手のもに関しては金にいとめをつけず高価なものを必須とするのである。親からの仕送りがいっぺんに吹っ飛んでいった(泣)
それ以来レイバンは3本、5本と増えていったが、現在のレイバンは上の画像にあるようなキアヌ・リーブスタイプが主流である。したがって、ただいまはキアヌ・リーブスを愛用しているのである。
ところがである。キアヌ・リーブスがいけなくなった。
颯爽とキアヌをかけて街を徘徊していて気がついたことは、遠くは見えても近くが見えないということである。厳密には本は読めない、携帯メールはできない、駅の時刻表が見えない、レストランのメニューが見えない等々なのである。マッカーサーがどうであったかわからないけど、これには閉口した。我が視力がキアヌに順応しないのである(泣)
「このレイバンに遠近は入れられますか?」
こんなに安価な予算で眼鏡ができますというお店で訊くことはただのこの一点、これである。帰ってくる返事といえば、
「残念ながら・・・」
「うむ、・・・」
なのである。
眼鏡といえばジョン・レノンの丸形のものも好きだ。
これをレイバンのサングラスにできないものか、思いは千々に乱れなのである(笑)
通勤途上にあるお店で冷やかしに訊いてみる。
「ジョン・レノン風のフレームはある?」
「これなどはいかがでしょうか?」
「うむ、なかなかいいね」
「ありがとうございます」
「これにね、レイバンカラーを入れたいんだ」
「レイバンでございますか?」
「うん。それと遠近にしたいんだ」
「遠近・・・」
「そう、遠近」
「・・・」
「ジョン・レノンにレイバンカラーで、そして遠近両用なんだけど」
「ええ??、・・・」
善人を悩ましてはいけない。聖書に曰くである(笑)
造っていただくのは、やはりキアヌになってしまったのである。
「マトリックス」ではないけど、大阪の地下鉄でキアヌをみつけたら、それはワタクシでございます(笑)
休日の午後、チリワインをいただきながら。
VAIOのロゴがイカしてる(笑)
追記
惜しくも亡くなられたマイケル・ジャクソン、あれはどうみてもレイバンじゃないね、多分。なんというか、デカすぎる。ご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
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